―江川さんのバックグラウンドを教えてください。

前職は糖尿病領域の製品を扱う医療機器メーカーで、営業として働いていました。自分が紹介した製品を通して、患者さまの健康を実現できるという、とてもやりがいのある仕事でした。

―キャンサースキャンに入社したきっかけを教えてください。

前職は本当に充実していたのですが、日々働くなかで、もっと違うアプローチから患者さまや社会に貢献していくことができないか、医療従事者ではない自分が他にできることはないかと考えるようになりました。そこで、予防医療の領域に興味を持ち始めたことが、入社のきっかけとなりました。

―キャンサースキャンでのキャリアの変遷を教えてください。

入社以来ずっと、事業開発本部で営業として働いています。ですが、同じやりかたで、同じ仕事を続けているわけではありません。キャンサースキャンは、組織や事業をより良くするには何をすべきかを常に探索している会社です。営業の取り組みも常に変化が求められているので、チーム一丸となってチャレンジを続けています。

―事業開発本部の営業としてのやりがいは何ですか？

さまざまなお客さまと出会えること、そしてお客さまに寄り添って課題解決の道を共に考え、実行できることが一番のやりがいです。
事業開発本部の営業は「会社の顔」として全国を飛び回っています。会社の印象が私たちで決まるといっても過言ではないので、チームのメンバーは常に責任感を持って、全国のお客さまと接しています。主なクライアントである自治体の方々は、さまざまな医療課題を抱えており、それを効率よく、効果的に解決していくにはどうしたら良いのか、常にお悩みになっています。そのお悩みに私たちが介入し、課題解決や施策実行のサポートをしていくことにもやりがいを感じますし、施策の成果がひいては国の医療費適正化につながることも、私にとっては大きな喜びです。
また、事業が拡大するにつれて、お客さまからの信頼や求められるものも次第に大きくなっていると感じており、その期待に応えていくこともやりがいの一つになっています。例えば、私が担当しているお客さまは、キャンサースキャンが提供するサービス以外のことでも、困っていることがあれば気軽に相談してくださるようになりました。こうしたお客さまからの相談は、私たちを評価し信頼してくださっている証拠だと考えています。たとえ専門外の相談を受けたとしても、決して「わかりません」で終わらせず、お客さまの課題解決にどう寄与できるかを考え抜くようにしています。
これはもちろん私だけの話ではありません。会社への信頼を背負い、お客さまの悩みや要望に全力で応えようとする姿勢を、チームのメンバー全員が持っていることも本当に嬉しいですね。これからもお客さまの期待に応えるために全力で走り続けたいですし、このメンバーと一緒に、次はお客さまや社会に対してどんなインパクトを出していけるだろうかと、いつもワクワクしながら働いています。

―仕事をしていくうえで大切にしていることや、気を付けていることは何ですか？

自治体の担当者の方々は、本当に多くの業務を抱えていらっしゃいます。そのなかで、担当者の方が置かれている状況を理解するのはもちろんのこと、私たちを理解していただく必要もあると考えているので、常に「相互理解」を心がけるようにしています。そして、キャンサースキャンという会社に対する不明点や不安をできるだけ少なくして、安心してお任せいただきたいと思っています。
また、さらなる期待にお応えするためにも、キャンサースキャンだからできること、キャンサースキャンにしかできないことをお客さまにしっかりと示していく必要があります。その部分はとても難しいですが、やりがいもありますね。

―これからチャレンジしていきたいことはありますか？

会社の実績が上がるにつれ、ご契約いただいた自治体数も年々増加しています。今後、より多くの自治体に私たちのサービスを知っていただくためには、何が最適なアプローチなのかを考える必要があります。
今までは各メンバーの営業スキルに頼っていた部分があるのですが、これからは各メンバーが連携して戦略を立て、フィードバックを欠かさずに行い、組織全体でそのアプローチの仕方を再構築したいと考えており、そこが大きなチャレンジになると感じています。

―どんな人が事業開発本部に向いていると思いますか？

営業職の特性上、人と関わることが好きな人が向いているのはもちろんなのですが、事業開発本部では、現状に甘んじることなく「事業をさらに良くしていこう」と常に考え、行動していく姿勢が求められます。そのため、好奇心旺盛で、チャレンジ精神や向上心の高い人が向いているのではないかと思います。
人生のなかで、仕事の時間は多くの割合を占めます。その時間を、事業開発本部の営業として本気で事業に取り組むことで充実させ、成長していきたいと思う人に参画してほしいです。